中1理科
5分で解ける!示相化石と示準化石に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
当時の様子がわかる示相化石、時代がわかる示準化石
(1)は、A,B,Cのうち、示相化石を選ぶ問題です。
示相化石がどんな化石か覚えていますか?
当時の環境が分かる化石のことでしたね。
答えは A のサンゴです。
(2)は、Aのサンゴの化石がある地層が堆積した当時、どのような環境だったかを答える問題です。
答えは エ あたたくて浅い海の底 です。
サンゴはあたたかくて浅い海にしか生息しないからです。
実際にサンゴを見に行くことをイメージしてみましょう。
サンゴを見に行くとき、北海道と沖縄のどちらにいきますか?
やはり、あたたかい沖縄ですよね。
また、サンゴは、人間が生身で海にもぐって見つけることができます。
つまり、浅い海に生息していることがわかりますね。
古生代の三葉虫、中生代のアンモナイト、新生代のビカリア・ホニュウ類
(3)は、Bのビカリアの化石がふくまれる地層はどの年代に堆積したかを答える問題です。
ビカリアは今は絶滅していますが、 新生代 の生きものです。
答えは 新生代 です。
ビカリアは、代表的な示準化石でした。
(4)は、Bのビカリアと同じ年代を示す化石を選んで答える問題です。
(3)より、同じ年代とは 新生代 のことです。
新生代のものを探しましょう。
ア 三葉虫…これは恐竜の時代よりもさらに古い古生代の生きものなので違います。
1つ飛ばして、ウ アンモナイト…これは中生代、恐竜の時代の生きものなので違います。
エ フズリナ…これは古生代の生きものなので違います。
答えは イ ナウマンゾウ です。
ゾウは、私たちと同じホニュウ類です。
ホニュウ類が新生代の生きものであることがポイントです。
それでは具体的な化石についての問題を解いてみましょう。
代表的な3種類の化石がかかれていますね。
3つが何の化石か分かりますか?
Aはサンゴ、Bはビカリア、Cはアンモナイトです。