中2理科
5分でわかる!分解とは?
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この動画の要点まとめ
ポイント
分解とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
「分解」は「元と違った性質になる」も条件
「食塩水→食塩+水」は分解じゃない
例えば食塩水があってこれを食塩と水に分けたときを考えてみてください。
このとき、この分けることを分解とは言いません。
なぜかと言うと、食塩水のときも食塩のときも結局しょっぱくて 性質は変わってない からです。
理科の世界でいう「分解」は、「元々あった物体がバラバラになって、しかも 元と違った性質を持つ 」ことを言うのです。
2つ以上のものがくっついて1つになることは「化合」
分解と、逆の現象もありますよね。バラバラのものが固まって1つになる現象です。
理科の世界では、 2つ以上のものがくっついて1つになるという現象 を 化合 と呼んでいます。
化合においても、ただくっつくだけでは化合とはいえません。
物体の性質が変化することで化合といえます。
以上の分解と化合を合わせて 化学変化 と言います。
今回は「分解」についてみていきましょう。
「分解」という言葉は、みなさんも日常生活でもよく使う言葉ですよね。
固まっていたものがバラバラになるというイメージがあると思います。
実は化学で使う 「分解」 という言葉には、バラバラになるだけではなくて、もう1つ別の条件が加わってきます。
理科の世界では「元々あった物体がバラバラになって、しかも 元と違った性質を持つ 」ことを分解と言います。