中2理科
5分でわかる!化合物の名前
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
化合物の名前
これでわかる!
ポイントの解説授業
「酸化銀」は「酸が化合した銀」
酸化銀という名前を聞いて、みなさんはどういう物質なのかイメージがつきますか?
実は、 「酸化銀」 という漢字に大きなヒントがあります。
まず酸化銀の「化」の部分、実はこれには 「化合」 という意味が含まれます。
化学の世界では2つ以上の物質がくっついて1つの物質になることを「化合」と言いましたね。
つまり酸化銀というのは 「酸が化合した銀」 ということになります。
酸は「酸素」のことを表す
それでは酸化銀の一文字目の「酸」ですが、一体何を表しているかというと、これは 「酸素」 を表しています。
もちろん一番後ろの「銀」はそのまま 「銀」 なので、酸化銀というのは「酸素が化合した銀」という意味になります。
くだけた言い方をすると「酸素がくっついた銀」と言うこともできます。
「塩素がくっついた銀」は「塩化銀」、「硫黄がくっついた銀」は「硫化鉄」
他の物質でも漢字がどんな物質かを表すことがあります。
例えば「銀に塩素がくっついたもの」を表したいときは 「塩素がくっついた銀」ということで「塩化銀」 と書くことができます。
また「銀に硫黄がくっついたもの」を表したいときは 「硫黄がくっついた銀」ということで「硫化銀」 と書くことができます。
銀も別の物質でもよくて 「酸素がくっついた鉄」は「酸化鉄」 で、 「酸素がくっついた銅」は「酸化銅」 と書くことができます。
化学で扱われる「○化△」は「○○がくっついた△△」という意味であるというルールを頭に入れておいてください。
さて、今回扱う酸化銀は「酸素がくっついた銀」ですが、これを分解してくという話をしていきたいと思います。
今回のテーマは「酸化銀の分解」です。