中2理科
5分で解ける!水の電気分解に関する問題
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この動画の問題と解説
練習
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
水だけでは電気が流れない
(1)はこの電気分解で使っている特別な形の試験管を何と言うかという問題です。
試験管の名前は H字管 です。見た目がHに見えるからこの名前がついたので覚えやすいですね。
(2)はなぜ水を分解するのに「薄い水酸化ナトリウム水溶液」を入れたのかという問題です。
水は電気を通さない のでしたね。もしも電気が流れなければ分解することはできません。
水酸化ナトリウム水溶液を入れた理由は 電気が通りやすくするため となります。
水素は陰極 酸素は陽極側に集まる
電気分解をすると陰極側と陽極側それぞれに気体が発生します。
問題で問われている陰極側に集まる気体は、 水素 でしたね。
水素に火を近づけるとどうなりますか。
爆発 しますよね。
一方、(4)では陽極側で発生した気体について答えます。
陽極側で発生した気体は、 酸素 でしたね。
酸素に火のついた線香を入れるとどうなりますか。
酸素は物が燃えるのを手伝う性質があったので、火のついた線香を入れると当然火が大きくなります。よって答えは 火が大きくなる です。
水素の方が酸素よりも多く発生
水を電気分解すると水素と酸素ができますが、この水素と酸素は発生する量に違いがありましたね。
水をH2Oと表すと、水素のHは2つあるから酸素のOよりも多く発生しそうだということがわかりますが、今の時点では次のことを暗記で覚えておいてよいでしょう。 陰極側に集まる水素のほうが陽極側に集まる酸素に比べて2倍多い です。
よって答えは 陰極側 となります。
「水の電気分解」についての問題ですね。
今回、水の電気分解をするために図のような装置を持ってきて薄い水酸化ナトリウム水溶液を入れて電気を流しました。