5分で解ける!原子の性質と周期表に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
原子説を提唱したのはドルトン
「物質はそれ以上分解できない原子という粒子からできている」という考え方を原子説といいます。
(1)は、原子説を唱えた科学者は誰かという問題です。
ポイントで学んだことを思い出しましょう。
答えは ドルトン ですね。
原子の種類はだいたい100種類
(2)は、現在発見されている原子の数を答える問題ですね。
まず、自然界にある原子はおよそ100種類でした。
この他に人間が作り出した原子が20種類から30種類くらいあります。
しかし、人間が作りだした原子はすごく不安定でした。
そのため、 原子の種類はだいたい100個 と覚えておきましょう。
今回は最も近い値を選べという問題なので、答えは 120種類 となります。
原子を周期的に並べたものが周期表
(3)は、原子の性質をわかりやすいように並べた表を何というかという問題です。
原子を原子番号の順に並べると、同じような性質をもった原子が周期的にでてきましたね。
この表を 周期表 と呼びます。
性質が似た原子は縦の列
(4)は、周期表において、化学的性質がよく似た原子はどのように並ぶかという問題ですね。
答えは 縦の列 です。
わからない物質が出てきたときには、その原子の上や下にある原子の性質を思い出せばよいですね。
炭素はC、水素はH、酸素はO、窒素はN
(5)は、原子を表す記号や名前を答える問題ですね。
順番に見ていきましょう。
①は水素の記号を答える問題ですね。
ですが、水素には「水」という文字が入っていますね。
水を表す記号を見たことはありませんか。
記号で表されるか知っている人もいると思います。水はH2Oで表されます。水を作っているものということ水素を表す記号は H となります。
次に②窒素ですが、見慣れない物質だと思います。
窒素を表す記号は N です。
続いて、③炭素です。
生き物が吐く息の中に入っている二酸化炭素から思い出してみましょう。
二酸化炭素はCO2と表します。
CO2の C が炭素を表す記号になります。
炭素は英語でカーボン(carbon)と言います。
carbonのcをとっているわけですね。
スポーツをやっている人はカーボンバットやカーボン製の自転車などを知っているかもしれません。
それらも実は、炭素で出来ているのです。
さて、今度は逆に記号から物質名を答える問題です。
④Feは2文字でわかりにくですが、 鉄 を表します。
⑤Oは、生物が生きていくために吸わなければいけない 酸素 ですね。
水(H2O)や二酸化炭素(CO2)にも酸素は含まれていますね。
そして最後⑥Mgです。
これは私たちの身の周りによくある金属の1つ、 マグネシウム です。
原子の性質についての練習問題ですね。