中2理科
5分でわかる!硫黄+鉄の化合
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この動画の要点まとめ
ポイント
硫黄+鉄の化合
これでわかる!
ポイントの解説授業
硫黄と鉄が化合すると硫化鉄になる
まず、硫黄と鉄の粉をアルミホイルで包みます。
それをガスバーナーで加熱してみましょう。
すると中の硫黄と鉄はどうなるでしょうか?
硫黄と鉄をこのように加熱すると、硫黄が鉄にくっつきます。
つまり、「硫黄がくっついた鉄」ができるわけですね。
「硫黄がくっついた鉄」のことを 硫化鉄 と言います。
なぜ硫化鉄という名前がついているのかもおさえておきましょう。
「硫黄がくっついた鉄」は、「硫黄が化合した鉄」と言い換えることができますね。
そのときの「硫」、「化」、「鉄」をとって、「硫化鉄」というわけですね。
日本語では、主役となる物質が前にくる
中学校の理科では、物質の名前がいっぱい出てきます。
ここで覚え方のコツを紹介しておきましょう。
「◯◯化△△」という名前の化合物があったとします。
この物質の主役は△△の部分なんですね。
「硫化鉄」も「鉄」が主役でした。
つまり、日本語では、主役となる物質のほうが名前の後ろに来るということになります。
わかりやすくなるように、例を挙げてみます。
「チョコバナナ」と「バナナチョコ」を思い浮かべてください。
「チョコバナナ」というとチョコレートのついたバナナをイメージします。
しかし、「バナナチョコ」というとバナナ味のチョコをイメージしませんか?
このように、日本語では単語の後ろのほうがメインになるという特徴があります。
硫黄と鉄では鉄が主役なので硫化鉄のように鉄が後ろになっています。
ちなみに、英語ではこの関係が逆になります。
主役となる物質が前に出てくるわけですね。
例えば、硫黄は「S」、鉄は「Fe」で表されます。
そして、硫化鉄は「FeS」となります。
主役の鉄(Fe)が前に来ていますね。
硫黄+鉄の化合を覚えておきましょう。
今回のテーマは 「硫黄+鉄の化合」です。