中2理科
5分で解ける!水素+酸素の化学反応式に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
まずは元素記号で表す(酸素や水素は分子に)
(1)は、化学反応式のつくりかたの最初のステップです。
まず、この反応を日本語で表しましょう。
酸素が化合して水ができるので
水素+酸素→水
となりますね。
次に、それぞれの物質を化学式で表しましょう。
水素はH、酸素はO、水はH2Oですね。
水素も酸素もHやOのようにひとつしかない原子の状態では能力を発揮できませんでした。
よって、水素も酸素も2つくっついた分子の状態に直してみます。
これを踏まえて化学式で反応を表すと
H2+O2→H2O
となります。
次に左右の原子の数を合わせる
(2)では、次の手順に進みます。
(1)で立てた式の左側と右側で、原子の個数が等しいかを調べます。
水素Hの数は左が2つで、右側も2つなので合っています。
しかし、酸素Oに注目すると左側では酸素は2つですが、右側では1つしかありません。
つまり、(1)で立てた式のままでは、正しいとはいえません。
そこで、反応前にOが2つということから、反応後のH2Oも2つ出来たのではないかと考えます。
こうすると、酸素Oの数が揃いました。
しかし、水素Hは反応前では2つですが反応後には4つになっていて数が揃いません。こういうときどうするかというと、反応前のH2をもうひとつ増やします。
こうすると反応前の水素の数も4つになり数が揃いました。
(3)は、(2)で作成したモデルを化学反応式に変換します。
H2が2つ、O2が1つ、出来上がるH2Oは2つということから
2H2+O2→2H2O
という式が立てることが出来ます。
化学反応式のつくりかたについて、次の練習問題を解いてみましょう。