中2理科
5分でわかる!鉄と酸化鉄
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この動画の要点まとめ
ポイント
鉄と酸化鉄
これでわかる!
ポイントの解説授業
酸化鉄は鉄の性質を持たない
鉄に火を近づけると、鉄に酸素がくっつきましたね。
そうしてできたのが、酸素が化合した鉄という意味の酸化鉄でした。
このように、鉄と酸化鉄はもともと同じ物でしたが、実は 鉄と酸化鉄では性質が大きく違っている のです。
ちなみに、性質のことなる物に変化することを化学変化といいます。
それでは、どのように性質が変わっているか確認していきましょう。
まずは、次の表を見てください。
最初に、磁石について見ていきましょう。
鉄といえば、磁石にくっつくという性質が有名です。
しかし、酸化鉄になった場合、磁石にくっつくという性質は失われてしまいます。
次に、金属に共通する性質に、電気や熱を通しやすい伝導というものがあります。
鉄はもちろん金属なので、電気を通しますね。
しかし、酸化鉄は電気を通さないのです。
最後に、少し難しい話になりますが、質量、つまり重さに注目してみましょう。
結果からいうと、鉄を酸化鉄にすると、 質量は増えます 。
なぜ質量が増えるかわかりますか?
まず、鉄に火を近づけると、酸素がくっつきましたね。
酸素は細かい粒ですが、細かい粒でもくっつけば、その分だけ質量が増えます。
つまり、鉄よりも酸化鉄の方が重くなるわけですね。
このように、鉄と酸化鉄では性質や質量に違いがありましたね。
酸化鉄は鉄の性質を持たない ということをしっかりとおさえておきましょう。
次に、鉄と酸化鉄のちがいについて、見ていきましょう。