中2理科
5分で解ける!酸化銅の還元に関する問題
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この動画の問題と解説
練習
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
酸化銅 + 炭素 → 二酸化炭素 + 銅
(1)は、加熱したあとに試験管に残っている赤色の物質を答える問題です。
まずは、この実験でどのような反応が起こっているか、式で表してみましょう。
炭素は酸素と相性が良くとてもくっつきやすい物質でした。
そのため、炭素を酸化銅と混ぜると、酸化銅の中の酸素が炭素に移動します。
この反応を日本語の式で表すと次のようになります。
酸化銅 + 炭素 → 二酸化炭素 + 銅
試験管に残る物質は、 銅 であることがわかりますね。
ちなみに、この実験で得られる銅ですが、磨かないと光沢は出てきません。
つまり、この銅には光沢はなく、単なる赤っぽい物質ということになります。
石灰水は二酸化炭素と反応して白くにごる
(2)は、ビーカーに入れていた石灰水はどうなるかという問題です。
石灰水と聞いたらピンと来て欲しいですが、石灰水といえば二酸化炭素と反応して白くにごる性質がありますね。
今回の実験では二酸化炭素が発生するので、石灰水は 白くにごります 。
発生した気体はもちろん 二酸化炭素 です。
還元について、練習問題を解いてみましょう。
今回は酸化銅と炭素を混ぜて加熱するという実験の問題です。