中2理科
5分で解ける!動物と植物の細胞の違いに関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
植物の細胞はいろいろなものが含まれている
動物と植物に共通する細胞膜、細胞質、核
(2)は、図のA~Fの部分の名称をそれぞれ答える問題です。
A,B,Cは両方の細胞にあるものです。
Aは細胞の内側と外側を分ける 細胞膜 ですね。
Bは細胞の中の何もない部分を指しています。これは 細胞質 です。
Cは丸い形をしていますね。染色体や遺伝子などが入っている 核 です。
植物にしかない葉緑体、液胞、細胞質
D,E,Fは、植物の細胞にしかないものです。
Dは緑色の粒である 葉緑体 です。植物が光のエネルギーを使ってデンプンを作る場所です。
Eは植物の中で液体がたまる場所です。不要になったものを貯めておく 液胞 でしたね。
Fは細胞膜の外側にある、丈夫な壁のような部分です。これは 細胞壁 です。
動物と植物の細胞で共通する3つと、植物だけにある3つに分けて覚えるといいでしょう。
核の中の染色体は色に染まりやすい
(3)は、①~⑥の説明が、A~Fのどれにあてはまるかを答える問題です。
順番に見ていきましょう。
①細胞質の中にあり、液体で満たされたふくろ
これは 液胞 ですね。答えは E です。
②光合成が行われる場所
これは 葉緑体 ですね。答えは D です。
③細胞を包むうすい膜
これは 細胞膜 ですね。答えは A です。
④細胞膜の外側にある丈夫な仕切り
これは 細胞壁 ですね。答えは F です。
⑤核のまわりにある部分
これは 細胞質 ですね。答えは B です。
⑥1個の細胞にふつう1個あり、酢酸カーミンや酢酸オルセインなどの染色液でよく染まる
これは 核 のことですね。答えは C です。
核の中にある染色体は色に染まりやすいということを覚えておきましょう。
(1)は、図のア、イのうち、植物の細胞はどちらかを答える問題です。
動物と植物の細胞には共通する部分もありましたが、 葉緑体、液胞、細胞壁 は植物の細胞だけにありましたね。
図を見比べると、アの方が細胞の中にいろいろなものが含まれています。
複雑な構造をしている ア が植物の細胞です。