中2理科
5分で解ける!消化酵素のはたらきに関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
アミラーゼはデンプン、ペプシンはタンパク質を分解
(1)は、だ液と胃液に含まれる消化酵素の名称を答える問題です。何だったか覚えていますか?
だ液に含まれる消化酵素は アミラーゼ です。
胃液に含まれる消化酵素は ペプシン です。
なお、すい液に含まれる消化酵素はリパーゼでしたね。
(2)は、だ液と胃液に含まれる消化酵素それぞれが、何を分解するかを答える問題です。
だ液の消化酵素であるアミラーゼは デンプン を分解します。
アミラーゼによってデンプンがブドウ糖に変わるのでしたね。
また、胃液の消化酵素は タンパク質 を分解します。
消化酵素とそれがある場所、そして何が分解されるかをそれぞれしっかり覚えておきましょう。
消化酵素によってはたらく物質が決まっている
(3)は、消化酵素について正しく述べている文章を選ぶ問題です。
ア 消化酵素によってはたらく物質がそれぞれ決まっている
これは 正しい です。
例えば、アミラーゼはデンプンしか分解することができません。
酵素に共通する特徴でしたね。
イ 消化酵素のはたらきは温度が変化しても変わらない
これは 誤り です。
ヒトの消化酵素は約37℃で最もはたらき、42℃以上になると壊れます。
温度によってはたらきは変化しましたね。
ウ 消化酵素は低温のときほどはたらく
これはイと同じ理由で 誤り です。
約37℃が最もはたらく温度です。
エ 脂肪はトリプシンによって分解される
これは 誤り です。
脂肪は、トリプシンではなく、リパーゼによって分解されるのでしたね。
消化酵素はアミラーゼとペプシンとリパーゼの3つをおさえましょう。
消化酵素のはたらきについての練習問題です。
学習した内容を確認しましょう。