中2理科
5分でわかる!反応の速さ
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この動画の要点まとめ
ポイント
反応の速さ
これでわかる!
ポイントの解説授業
一人あたりにかかる時間は、時間÷人数
私たちが感覚器官で受けた刺激は感覚神経を通りせきずいへ伝わり、それから脳へ送られます。
それに応じて行動が必要なときは動かす命令が脳からせきずいに送られ、せきずいから運動神経を通り筋肉に伝わるのでした。
それでは、感覚を受けてから脳で判断して体を動かすまでにどれくらいの時間がかかると思いますか?
今回はその時間を測定する方法について解説します。
次の図を見てください。
10人を一列に並べて手をつないでもらいます。
また、一番端の人がストップウォッチを持ちます。
これで準備完了です。
最初の人がストップウォッチを押すと同時に、となりの人の手を握ります。
手を握られた人は反対側の手を握ります。
また握られた人が反対側の手を握ります。
それを繰り返し、最後の人は自分の手を握られたら手を挙げます。
そして、最初の人は、手が挙がったのを見てストップウォッチを止めることにします。
このとき、どのようにして情報のやりとりが行われているのでしょうか?
最初の人をのぞく9人は、手を握られたのを感じてから、反対の手を握ります。
そして最初の人は、最後の人が手を挙げたのを見て、ストップウォッチを止めますね。
したがって、10人の体の中で情報のやり取りが行われたことになります。
たとえば、この実験にかかった時間が5秒だったとしましょう。
10人分のやりとりに5秒かかった ということがわかります。
したがって、 1人あたりでは0.5秒かかった と分かりますね。
また、この実験にかかる時間は、練習したとしても、ほとんど早くならないことも覚えておきましょう。
今回は、反応の速さを計測する実験について学習します。