中2理科
5分でわかる!反射
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この動画の要点まとめ
ポイント
反射
これでわかる!
ポイントの解説授業
脳ではなく、せきずいで反応するのが反射
図のように、熱いヤカンに手が触れてしまったときをイメージしましょう。
こんなとき、とっさに手を離してしまいますよね?
この場合の反応を 反射 といいます。
この反射について、詳しくみていきましょう。
反射は、これまで学んできた通常の反応とは、様子が異なっています。
どこが違うかというと、感覚・命令の伝わり方です。
まずは、これまで学んできた、通常の反応の場合から思い出してみましょう。
通常の反応では、感覚器官→せきずい→脳→せきずい→筋肉という順に感覚・命令が伝わっていました。
一方、反射では、感覚器官→せきずい→筋肉という順に、感覚・命令が伝わっていきます。
つまり、反射においては、脳ではなく、せきずいが命令を出しているわけです。
反射では、脳にまで感覚は伝達されません。
そのため、通常の反応よりも、 かかる時間を短縮する ことができます。
緊急時などに起こる反射では、伝達が脳に行かず、せきずいで反応しているということをおさえておきましょう。
今回は、前回に引き続き、刺激に対する反応について学習していきます。