中2理科
5分で解ける!進化と相同器官に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
魚類は両生類に進化して、陸上でも生活できるようになる
(1)は、このときに起きた変化を、すべて答える問題です。
選択肢を順番に確認していきましょう。
ア 背骨のないものからあるものに変化した。
魚類は、背骨をもつセキツイ動物です。
つまり、最初から背骨があるので誤りの選択肢です。
イ えら呼吸から肺呼吸に変化した。
魚類はえら呼吸ですが、両生類のおとなは肺呼吸です。
つまり、これは正しい選択肢です。
ウ ひれがあしに変化した。
魚類にはひれがありますが、両生類、ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類にはあしがあります。
これは正しい選択肢です。
エ 陸上で育つ卵をうむようになった。
魚類から進化した両生類は、卵を水中にうみます。
これは誤りの選択肢ですね。
よって、答えは イとウ です。
ハイギョは、魚類と両生類の両方の性質をあわせもつ
(2)は穴埋め問題です。
ハイギョが何類と何類の特徴をあわせもつか分かりますか?
ハイギョという名前がヒントになっていますね。
答えは 魚類 と 両生類 です。
ハイギョは魚類に近い生物ですが、おとなになると肺ができるという両生類の特徴ももっています。
相同器官はもとが同じ器官、相同器官はもとがちがう器官
(3)は、現在の形やはたらきは違っはたらているが、もとは同じだったと考えられる器官の名前を答える問題です。
答えは 相同器官 です。
おたがいに同じだった器官という意味ですね。
もとが同じだったから、同じ生物から進化していったと考えられるのでした。
ちなみに、相同器官と似た言葉に、相似器官という用語もありました。
こちらはもとが異なるけど、役割が同じ器官のことです。
よく似ているため、しっかりと区別しましょう。
生物の進化について、練習問題を解いてみましょう。