中2理科
5分でわかる!直流と交流
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この動画の要点まとめ
ポイント
直流と交流
これでわかる!
ポイントの解説授業
電圧が一定の「直流」、+-が入れ替わる「交流」
電池とコンセントの違いを確認していきます。
まずは、電池から確認していきましょう。
電池が電気の粒を押し出すいきおいを、電圧といいました。
時間の経過と電圧の関係を表したのが、右上のグラフです。
電池の電圧は、時間が経過しても、 常に一定 であることがわかりますね。
一方、コンセントの方はどうでしょうか?
コンセントの電圧は、右下のようなグラフになります。
グラフが波のようになっていますね。
プラスとマイナスが交互に入れ替わっている ことがわかると思います。
電池のように、 電気が常に同じ向きに流れる電流を直流 といいます。
コンセントのように、 プラスとマイナスが入れ替わる電流を交流 といいます。
それでは、どうしてコンセントには、このような複雑な電流が流れてくるのでしょうか?
理由が2つあります。
家で使われる電気製品にはいろいろな種類があります。
そして、電気製品ごとに使用する電気の電圧が決まっているのです。
交流の電圧は常に変わっているため、 電圧を変えやすい のです。
また、交流には、 遠くまで運びやすい という特徴があります。
電気を遠くまで運ぶと、少しずつ弱くなってしまいます。
ただし、直流よりも交流の方が弱くなりにくいのです。
交流電流では、プラスとマイナスが入れ替わると学習しましたね。
1秒間にプラスとマイナスが入れ替わる回数を 周波数 といいます。
また、周波数は単位 ヘルツ(Hz) で表します。
周波数に注目すると、実は、関東と関西で電流の種類が違うのです。
関東で使われているのは 50Hz なのに対し、関西で使われているのは 60Hz の電流です。
私たちの身のまわりでは、いろいろなところで電気が使われていますね。
たとえば、 電池 や コンセント などがイメージしやすいのではないかと思います。
電池とコンセントは、どちらも電気を流す役割を果たします。
しかし、2つには大きな違いがあります。
実は、電池にはプラス極・マイナス極の区別がありますが、コンセントにはその区別がないのです。
2つの違いについて、くわしくみていきましょう。