中2理科
5分でわかる!電球と発光ダイオード
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この動画の要点まとめ
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電球と発光ダイオード
これでわかる!
ポイントの解説授業
発光ダイオードは一定の方向にしか電流を流さない
電球 は、電気を流すと明るく光りますよね。
同じように電気を流すと光るもので、最近話題になっているものが 発光ダイオード です。
電球と発光ダイオードがどのように違うのか、考えてみましょう。
みなさんは、電球に電池をつなぐとき、プラスとマイナスの向きを考えませんよね。
電球の真ん中には電気の流れにくい線があります。
ここに電気を流すと、電気の粒が摩擦を起こし、光を発するわけです。
つまり、 どちらの方向から電気を流しても、電球は光る のですね。
一方、発光ダイオードは、電気が流れる方向が決まっています。
発光ダイオードには、2本の足のようなものがあるのがわかりますか?
2本のうち、長い方にプラス側、短い方にマイナス側をつなぐことになっています。
プラスとマイナスを逆につないでしまうと、発光ダイオードは光らない わけです。
それでは、交流電流を電球と発光ダイオードにつなぐと、どうなるでしょうか?
まず、電球に交流をつないだときには、光り続けます。
電球には、電流の向きは関係ないからですね。
それに対して、発光ダイオードでは電流の方向が決まっています。
しかし、交流では電流の向きが入れ替わるので、点滅を繰り返すことになります。
このように、電気製品には、プラスマイナスの向きが重要なものと、そうでないものがあることをおさえておきましょう。
今回のテーマは、「電球と発光ダイオード」です。