5分でわかる!天気記号
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この動画の要点まとめ
ポイント
天気記号には、快晴・晴れ・くもり・雨・雪などがある
一番上には、ふつうの丸(○)がかかれていますね。
これは「 快晴 」を表す記号です。
とてもよく晴れているというような意味ですね。
次に、上から二つ目では、○の中に縦線がかかれていますね。
これは「 晴れ 」を表す記号です。
3つ目は二重丸(◎)ですね。
これは「 くもり 」を表す記号です。
二重丸という記号から、「晴れ」や「快晴」を連想しやすいので注意しましょう。
太陽にくもがかかっている様子をイメージすると、わかりやすいでしょう。
次に4つ目は、黒でぬりつぶされた丸(●)です。
これは「 雨 」を表します。
最後の5つ目は、丸の中に線が何本か引かれています。
これは「 雪 」を表しています。
雪の結晶をイメージすると良いでしょう。
ここで注意して欲しいのが、「快晴」と「晴れ」と「くもり」の違いです。
この3つには、はっきりとした基準があります。
雲の量(雲量)をヒントに考えていきましょう。
空全体を10個に分けた様子をイメージしてください。
10個の部分のうち、雲が 0~1個 を占めていれば、天気は「快晴」です。
同じように 2~8個 の場合は「晴れ」です。
少し以外かもしれませんが、空のほとんどが雲でおおわれていていても、「晴れ」と呼ばれることがあるわけです。
最後に 9~10個 の場合は「くもり」です。
図の天気記号は、この「つもり」をあらわしているわけですね。
「風力」は矢羽の数、「風向」は風が吹いてくる向き
次に、風力と風向の読み取り方を考えていきます。
風力とは、文字通り、風の強さです。
図の中で、天気記号から斜め上に伸びている長い線がありますね。
この長い線に3本の短い線がついている箇所がありますよね。
こちらの短い線が風の強さを表すもので、矢羽といいます。
図の場合は、矢羽が3本あります。
この場合の風力は3であることがわかります。
ちなみに風力は0~12まであります。
次に風向を見ていきましょう。
天気記号から斜め上に伸びている長い線がありました。
これが風向を表す線です。
ここで注意して欲しいポイントが一つあります。
風向とは、 「風が吹いてくる向き」 なのです。
例えば、みなさんは「北風」という言葉を聞いたことがありますか?
北風といえば、寒いイメージがありますよね。
北風とは、「北から吹いてくる風」のことなのです。
図に戻って考えて見ましょう。
風向を示す線は、北東の向きに延びていますね。
つまり、「北東から風が吹いてくる」ことを表しているわけです。
また、風向を表すときには、8つの方向が使われることが多いです。
まずは、図のように、縦と横に線を引きましょう。
上の方向を北、下の方向を南、右の方向を東、左の方向を西ということは知っていますね。
北と東の間を 北東 といいます。
南と東の間を 南東 といいます。
この北東や南東という言葉ですが、北・南と東のどちらを先に書くか悩んだ人もいるのではないですか?
覚え方は簡単です。
東・西よりも、北・南の方が重要だから先に書く、と考えます。
なぜそのように言えるのでしょうか?
北から吹く風は寒く、南から吹く風は温かかったですね。
北か南かは天気に大きく影響するので、大事なわけです。
この覚えかたを使って、残りの方角も表してみましょう。
北と西の間は、 北西 といいます。
きちんと北からかいていますね。
同じように南と西の間は、 南西 といいます。
こちらも大事な南からかいてあります。
実際の天気予報などでは、もっと方角を細かく分けていることがあります。
例えば、北と北東の間は、北北東といいます。
これまでのルールどおりですね。
また、北東と東の間は、東北東といいます。
これは先ほどのルールからはずれてしまいます。
なぜこのようになるかというと、この方角は北というよりも、東に近いからです。
同じように、西と北西の間も西北西といいます。
ここで図に戻りましょう。
図では、風向を表す線は北と東の間ですね。
つまり、このときの風向は北東です。
天気記号の左下には「気温」、右下には「気圧」がかかれている
図の天気記号のしたには、数字がかかれていますね。
左下には「21」、右下には「12」とかかれています。
左下の「21」は 気温 をあらわしています。
気温とは、文字通り空気の温度のことです。
ちなみに、気温をはかるときには、高さ1.5mのところではかるというルールがあります。
みなさんは、山に登ったときに寒いと感じたことはありませんか?
空気の温度は高さによって変わってしまうわけです。
そのため、一定の高さではかる必要があるのですね。
大人のひとが気温をはかるときに、はかりやすい高さが設定されているわけです。
次に、右下の「21」は、 気圧 というものをあらわしています。
気圧については、あとの授業で詳しく解説します。
ここでは、気圧が空気の濃さを表している、ということをおさえておきましょう。
図のように気象を表す記号の読み方を見ていきましょう。
まずは、真ん中にある二重丸(◎)の印に注目します。
これは、その地点の天気を表します。
天気記号と呼ばれるものです。
こちらの図の左側にも丸っぽい記号が5つ書かれていますね。
これは、それぞれ異なる天気を表す記号なのです。
上から順に確認していきます。