中2理科
5分でわかる!乾湿計の読み方
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この動画の要点まとめ
ポイント
乾湿計の読み方
これでわかる!
ポイントの解説授業
湿度を求めるときには、「乾球」と「乾球・湿球の差」に注目
乾湿計がどのような道具なのか、確認していきましょう。
まず、図の中には、2本の温度計があります。
左側の温度計には、特に変わったところはありません。
しかし、右側の温度計の下には何かがついています。
これは水が入ったいれものです。
実は、この2つの温度計を比べるだけで、湿度をはかることができるのです。
それでは、乾湿計の読み方を確認していきます。
まず、左側の温度計を 乾球 といいます。
それに対して、右側の温度計を 湿球 といいます。
温度計ではかった温度と表を照らし合わせながら、読み取っていきましょう。
まずは、乾球の目盛りを読みます。
こちらは17℃を示していますね。
この17℃という温度は、気温を表していることになります。
一方、湿球は15℃を示しています。
この結果を表に当てはめましょう。
まずは表の左端に注目します。
乾球の示した温度は17℃です。
次に、乾球と湿球の温度の差を調べます。
17-15より、2℃の差がありますね。
表の上の方に注目すると、2.0℃という項目があります。
「17」と「2.0」が交わったところには、「80」とかかれていますね。
つまり、このときの湿度は80%であることがわかります。
このように、 「乾球」 と 「乾球・湿球の差」 から、湿度を求めることができます。
みなさんは、空気が湿っていると感じたことはありませんか?
空気が湿っている度合いを 「湿度」 といいます。
その湿度をはかるために使うのが、図のような道具です。
これを 「乾湿計」 といいます。
今回は、この乾湿計について学習していきましょう。