中2理科
5分でわかる!気団
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この動画の要点まとめ
ポイント
気団
これでわかる!
ポイントの解説授業
日本のまわりの気団は、シベリア気団・オホーツク海気団・小笠原気団・揚子江気団
図には、日本のまわりの空気の様子が表されています。
図の中には、4つの大きな丸がかかれていますね。
これらが気団です。
気団とは、気温や湿度の性質が一様な空気のかたまりのことです。
1つずつ確認していきましょう。
まず、左上にある気団を シベリア気団 といいます。
シベリアという地方からくるので、このように呼ばれます。
右上には、 オホーツク海気団 という気団があります。
すぐ下にオホーツク海という海があるからですね。
右下にはあるのは、 小笠原気団 です。
小笠原諸島の真上にあるからですね。
左下には、 揚子江気団 があります。
揚子江(長江)という川の近くにあるからです。
続いて、4つの気団について、性質を見ていきましょう。
まずは、温度に注目してみます。
4つの気団のうち、冷たいのがどれかわかりますか?
答えは、シベリア気団とオホーツク海気団です。
この2つの共通点は、北にあることです。
北にある気団は冷たい 、と覚えておきましょう。
次に4つの気団のうち、湿度が高いのはどれでしょうか?
答えは、小笠原気団とオホーツク海気団です。
これらは海の上にある気団です。
海の上にある気団は湿っている 、と覚えましょう。
このように考えると、それぞれの気団の特徴を整理することができます。
シベリア気団は、冷たく、乾いています。
北の方にあり、すぐ下が陸だからですね。
次にオホーツク海気団は、冷たく、湿っています。
北の方にあり、すぐ下が海だからですね。
小笠原気団は、温かく、湿っています。
南の方にあり、すぐ下が海だからですね。
揚子江気団は、温かく、乾いています。
南の方にあり、すぐ下が陸だからですね。
4つの気団について、名前と性質を覚えておきましょう。
これまでは、低気圧や高気圧など、比較的小さな空気のかたまりを学習してきました。
しかし、日本のまわりには、もっと大きな空気のかたまりがあります。
それを 「気団」 といいます。
今回は、この気団に注目していきましょう。