中2理科
5分でわかる!日本の冬
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この動画の要点まとめ
ポイント
日本の冬
これでわかる!
ポイントの解説授業
冬の日本では、日本海側は雨や雪、太平洋側は乾燥
まずは、図から確認していきます。
図は日本列島とそのまわりの断面を表したものです。
日本列島のまわりには、2つの海がありますね。
図の左側が日本海、右側が太平洋です。
日本海の左にはユーラシア大陸がありますね。
冬に発達するシベリア気団は、このユーラシア大陸の上にありました。
シベリア気団は、 冷たく、乾いた気団 でした。
さて、このシベリア気団から、右の方に空気が流れてきます。
まずは、日本海を越えることになりますね。
すると、この空気は海から水分を吸収します。
冷たく、湿った空気に変わるということです。
その後、この空気が日本海側に上陸するとどうなるでしょうか?
湿った空気が日本の山脈にぶつかると、日本海側で 雨 や 雪 が降りやすくなります。
その後は山を越えて太平洋側に流れてきます。
しかし、山を越えてきた空気は、もうすでに水分を失っています。
そのため、太平洋側では、 乾燥 した晴れの天気が多くなるわけです。
それでは、日本の冬の天気について、日本海側と太平洋側に分けて整理しましょう。
日本海側には、日本海上で水分を含んだ湿った空気が流れてきます。
それによって、雨や雪が降ります。
一方の太平洋側では、山を越えて乾燥した空気が流れてきます。
すると、太平洋側では、乾燥した天気が続きます。
以上、日本の冬の天気についておさえておきましょう。
日本のまわりには4つの気団がありました。
4つの気団が四季の天気と関係していましたね。
今回は、冬の天気を詳しく見ていきましょう。