5分で解ける!日本の春、夏、秋の天気に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
春と秋には、移動性高気圧の影響で晴れと雨が繰り返す
(1)は、A・Bのうち、春の天気図を選ぶ問題です。
春はあまり特徴がないので、天気図を見分けるのは少し難しいです。
何に注目するか覚えていますか?
春には揚子江気団が発達します。
その揚子江気団から日本の方へ、高気圧が流れてくるのでしたね。
高気圧が上空にある間は、天気が晴れます。
しかし、高気圧が通り過ぎると、雨が降りやすくなるのでしたね。
つまり、春には、晴れと雨が繰り返されるわけです。
Aの天気図においては、左側に低気圧、右側に高気圧がありますね。
低気圧と高気圧が順番に並ぶことになります。
したがって、答えは A です。
また、春と似た天気の季節は 秋 です。
初夏には、梅雨前線(停滞前線)
(2)は梅雨の天気図を選ぶ問題です。
梅雨の天気図の特徴を覚えていますか?
梅雨には、2つの気団が押し合っていました。
それによってできた前線は、なかなかなくならないのでしたね。
そのような前線がかかれているのは、 B ですね。
あとは図Aの高気圧と、図Bのaの名前を答える問題です。
まず、Aの高気圧から見ていきます。
この高気圧は、揚子江気団からちぎれて流れてくるものでしたね。
これを 移動性高気圧 といいます。
次にaの前線の名前です。
この前線はしばらくその場にとどまるのでした。
このような前線を 停滞前線 といいます。
なお、今回は梅雨の時期の天気図であることがわかっています。
ですから、 梅雨前線 と答えても正解です。
(3)は、春と梅雨の天気の特徴を答える問題です。
春から順に確認していきます。
春の天気の特徴は、晴れたり曇ったりして同じ天気が続かないことです。
すなわち、 ア が答えです。
梅雨は、停滞前線がとどまって、悪い天気が続きます。
つまり、雨や曇りの日が多い季節です。
よって答えは ウ です。
ちなみにイは冬、エは夏の天気の特徴です。
練習1を見ていきます。
図には、A・Bの2つの天気図がかかれていますね。