中2理科
5分でわかる!湿度の計算
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この動画の要点まとめ
ポイント
湿度の計算
これでわかる!
ポイントの解説授業
湿度=いまの水蒸気の量÷飽和水蒸気量×100
この場合の湿度を求めるには、どのようにすればよいでしょうか?
湿度を求めるためには、飽和水蒸気量が必要 があります。
そのために使うのが、図の表です。
表の上の段には気温がかかれていますね。
下の段は、飽和水蒸気量です。
気温によって、飽和水蒸気量が変わることがわかりますね。
0℃のときには飽和水蒸気量は4.8g、5℃のときには飽和水蒸気量が6.8gと読みとっていけますね。
今は、気温が15℃のときの飽和水蒸気量を知りたいわけです。
表を読み取ると、15℃のときの飽和水蒸気量は12.8gであることがわかります。
これで、いまの水蒸気量と飽和水蒸気量がわかりましたね。
あとは計算するだけです。
湿度を求めるには、いまの水蒸気量を飽和水蒸気量で割って、100をかけるのでしたね。
6.4÷12.8×100より、このときの湿度は 50% となります。
もう一つ、計算練習をしてみましょう。
今度は気温が10℃、湿度が80%とわかっています。
いま、空気中にふくまれる水蒸気量を求めましょう。
湿度の計算方法を思い出しましょう。
いまの水蒸気量を飽和水蒸気量で割って、100をかけると、湿度が求められました。
表より、気温が10℃のときの飽和水蒸気量は9.4gですね。
あとは式を立ててみます。
(今の水蒸気量)÷9.4×100=80となります。
この式をとくと、今の水蒸気量は 7.52g だとわかります。
他にも解きかたがあります。
「湿度80%」という言葉の意味を思い出しましょう。
「飽和水蒸気量全体を100個に分けたときの80個が埋まっている」ということでした。
今、全体は9.4gですね。
あとは9.4×0.8より、7.52gを求めることもできます。
実際に湿度を計算してみましょう。
例えば、今の気温が15℃、水蒸気量が6.4g/m3であるとします。
水蒸気量が6.4g/m3とは、1m3あたり6.4gの空気をふくんでいるという意味です。