中2理科
5分でわかる!雲をつくる実験
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この動画の要点まとめ
ポイント
雲をつくる実験
これでわかる!
ポイントの解説授業
気圧が下がる⇒気温が下がる⇒水蒸気が水滴になる
まず、図のようないれものを用意します。
その中に水が入っていますね。
さらに、線香のけむりも一緒にいれてきましょう。
これで準備ができました。
この容器には、ポンプがついていますね。
これを使って、空気を抜いていきましょう。
この後どうなるか、イメージできますか?
容器の中の空気が少なくなるということは、集まっていた空気の粒が散らばっていきます。
このように空気がふくらむことを 膨張 といいます。
まとめると、気圧が 下がる と、空気が膨張し、気温が 下がる ことになります。
これと同じ現象は、私たちの身のまわりでも起きています。
みなさんが虫を退治するときに、殺虫剤のスプレーなどを使うことがあると思います。
スプレーを使うと、缶が冷たくなることがありませんか?
空気が膨張すると、温度が下がるということをおさえておきましょう。
それでは、図の話に戻りましょう。
空気を抜くと、中の気圧が下がります。
すると、気温が下がりました。
このとき、容器の中は上空と同じような状態になっています。
確かに、上空は気圧が低くて、温度も低いですよね。
すると、空気にふくまれていた 水蒸気が水滴に なります。
これを人間が見ると、白くてもくもくとした 雲 になるわけです。
ちなみに、理科の世界では、水蒸気が水滴になることを 凝結 ということがあります。
ちなみに、同じような実験で、容器の中に風船を入れる場合があります。
なぜそのようなことをするのかというと、きちんと空気が抜けたことを確認するためです。
というのも、空気が抜けると気圧が下がります。
すると、風船がふくらむので、空気が抜けたことがわかるわけですね。
今回のテーマは、 雲のできかた です。
みなさんは、雲がどのようにしてできるか知っていますか?
実は水蒸気が上空で冷やされることで、雲になるのです。
このしくみを、詳しく見ていきましょう。