中3理科
5分でわかる!原子番号
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この動画の要点まとめ
ポイント
原子の構造(2)
これでわかる!
ポイントの解説授業
陽子の数=電子の数=原子番号 原子には種類がある!
これも原子の構造を表した図ですが、さっきとはかなり違いますね。
粒の数がかなり多くなっています。
ただ、基本的な構造は同じです。
原子の真ん中に原子核があり、原子核のまわりを電子が飛び回っています。
原子は陽子と中性子からなり、陽子は+、電子は-の電気を帯びているのでしたね。
重要なことは、 陽子の数が変わると原子の種類が変わる ということです。
例えば、陽子が1個の原子を 水素原子 、2個のものは ヘリウム原子 、3個なら リチウム原子 と呼びます。
陽子の数によって、原子の特徴とその名前が決まっているのです。
そして、この陽子の数を 原子番号 と呼ぶことになっています。
原子番号1が水素原子、原子番号2がヘリウム原子となります。
普通の状態では、陽子の数と電子の数は同じ!
陽子は+、電子は-の電気を帯びています。
しかし、原子は全体として 電気を帯びていない状態になっています。
その理由は、通常の状態では 陽子の数と電子の数が同じ になるからです。
プラスとマイナスが釣り合った状態になっているということですね。
ちなみに図の原子は、電子の数=陽子の数が10個になっていますね。
原子番号10番、ネオンという物質です。
電気には、 +の性質と-の性質、そのどちらでもない中性の性質 があります。
陽子は+の電気を帯び、電子は-の電気を帯びています。
陽子の数と電子の数は 普通の状態では必ず同じ なので、全体としてはプラスとマイナスが釣り合い、電気を帯びていない状態になるのです。
陽子の数=電子の数を原子番号といい、原子にはそれぞれ名前がついているということもおさえておきましょう。
今回のテーマは「陽子と電子の数によって変わる、原子の種類」です。
1つ前のポイントで、原子の構造について学習しましたね。
今回は、先ほどとは別の原子の様子を見ていきます。
こちらを見てください。