中3理科
5分でわかる!電解質の正体
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この動画の要点まとめ
ポイント
電解質の正体
これでわかる!
ポイントの解説授業
電解質とは?
豆電球に電池をつなぐと、もちろん光ります。
ただ、左図のように導線をつながずに水の中へ入れると、豆電球は光りません。
電気が流れないからです。
実は電気が流れるというのは、-の電気を帯びた 電子が移動する ということなのです。
電子は水の中を移動できないため、純粋な水は電気を通しません。
しかし、水の中に塩化ナトリウム(食塩)などを溶かすと、電気を流すようになるのです。
塩化ナトリウムのように、 水の中に溶かすと電気を通すようになる物質 を 電解質 といいます。
水に溶かしても電気を通すようにならない物質は 非電解質 と呼ばれます。
電解質と非電解質について、もっと詳しく見ていきましょう。
電解質は、水に溶けるとイオンになる!
電解質の例として、塩化ナトリウム(NaCℓ)を紹介しました。
NaCℓを水に溶かすと、水の中で Na+ と Cℓ- とに分かれます。
電気を帯びた状態である、イオンになる ということですね。
電解質とは、 水に溶けるとイオンになる物質 ともいえるのです。
そもそも、どうして純粋な水が電気を通さないかというと、 プラスやマイナスの電気を伝えてくれる物質がない からなんです。
水に塩化ナトリウム(NaCℓ)のような電解質の物質を溶かすと、 Na+ と Cℓ- に分かれます。
Na+ (ナトリウムイオン)と Cℓ- (塩化物イオン)が電気を運んでくれるため、電解質を水に溶かすと電気が通るようになるのです。
電解質の正体は、 水に溶けるとイオンになる物質 です。
ちなみに、物質が水に溶け、陽イオンと陰イオンに分離することを 電離 といいます。
プラスやマイナスのイオンのおかげで、電気が通るようになるということをおさえておきましょう。
今回のテーマは「電解質と非電解質」です。
まずはこちらを見てください。