中3理科
5分でわかる!pH(水素イオン濃度)
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この動画の要点まとめ
ポイント
pH(水素イオン濃度)
これでわかる!
ポイントの解説授業
酸性やアルカリ性の強さをあらわすpH
pHとは、水溶液の性質を表す単位のことです。
どれくらい強い酸性なのか、どれくらい強いアルカリ性なのかを表します。
こちらを見てください。
数字が小さいほど「強い酸性」 数字が大きいほど「強いアルカリ性」を示す
pHの値は数字で表します。図には0~14の値が示されています。
まず、pHの値が 7 であるものが 中性 です。
中性を基準として、 pHの値が7より小さいほど強い酸性 であり、 大きいほど強いアルカリ性 であることを表します。
pH0はとても強い酸性で、pH6なら中性に近い、弱い酸性であることを示します。
反対にpH14ならとても強いアルカリ性になります。
理論上はpHが0より小さな酸性も、14より大きなアルカリ性の物質も存在しますが、みなさんの身の回りにある物質の多くはこの範囲におさまります。
pH7を基準に、小さければ酸性、大きければアルカリ性だということを覚えておきましょう。
植物を燃やした「灰」は強い酸性
強い酸性の例として トイレ用洗剤 があります。
トイレ用洗剤ほど強くはありませんが、 レモン も酸性です。レモンはすっぱいですよね。
強いアルカリ性の例として 植物の灰 が挙げられます。
植物を燃やした後の灰は強いアルカリ性を示すのです。
ちなみに、「アルカリ」という言葉はアラビア語の「灰」という言葉が由来になっています。
pH7が中性で、7より小さければ酸性、大きければアルカリ性です。
代表的な物質とセットで覚えておきましょう。
今回のテーマは「pH(水素イオン濃度)」です。