中3理科
5分でわかる!アルカリの正体2
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この動画の要点まとめ
ポイント
アルカリの正体2
これでわかる!
ポイントの解説授業
実は、リトマス紙を使う以外にも別の実験方法があるのです。
今回紹介する、 BTB溶液 を用いる実験方法です。
こちらを見てください。
実験の準備 ストローの中にBTB溶液を含んだゼリーを入れる
まずはストローを用意し、ストローの中に BTB溶液を含んだゼリー を入れます。
次にストローの真ん中に切れ込みをいれ、 アルカリ性の水溶液にひたした紙 を挟みます。
さらに電源装置をつなぎ、電気を流します。
今回はみなさんから見て右側を+極、反対側を-極とします。
BTB溶液は、アルカリ性の水溶液に反応して 青色 に変わります。
酸性なら黄色、中性なら緑色でしたね。
電気を流すと、リトマス紙が変色する部分が陽極の方向へ広がっていく!
最初はストローの真ん中あたり、紙の近くの部分だけが青く変わりますが、
電気を流すと 青く変わる部分が+極の方向に広がっていきます。
リトマス紙を使った実験のときと同じですね。
この実験から、アルカリの原因物質は +極に引かれる ということ、
つまり -の電気を帯びている陰イオン ということがわかるのです。
-の電気を帯びており、水素や酸素を発生させる・・・つまり水酸化物イオン!
さらに、アルカリの原因物質に電気をかける実験を行うと 水素と酸素を発生させます。
-の電気を帯びており、水素と酸素を発生させるという事実から、
アルカリの正体は OH-(水酸化物イオン) だとわかります。
今回はBTB溶液を用いた実験方法を紹介しました。
リトマス紙を使った実験と同じように、 青く変わる部分が陽極の方向へ広がっていく ことがポイントです。
どちらの実験方法がテストに出ても答えられるように、実験の流れと結果をおさえておきましょう。
今回のテーマは「BTB溶液を用いた実験」です。
1つ前のポイントでは、 リトマス紙 を使ってアルカリの正体を確かめる実験を行いました。
アルカリの原因物質は OH-(水酸化物イオン) でしたね。