中3理科

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5分でわかる!中和

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この動画の要点まとめ

ポイント

中和

中3 化学10 ポイント1

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは「中和」です。
これまでの授業では、水溶液の2つの性質を学んできました。
酸性アルカリ性 です。
酸性はすっぱく、ものを溶かす性質で、原因物質はH+でした。
アルカリ性は苦く、ものを溶かす性質で、原因物質はOHでしたね。

酸性とアルカリ性、混ぜるとどうなる!?

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では、酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液、 この2つを混ぜるといったいどうなるのでしょうか?
ものを溶かす力が合わさって、さらに強くなるのでしょうか?
それとも全く別の反応がおこるのでしょうか?
次のような実験を通して、酸性とアルカリ性を混ぜる 「中和」 について学習していきましょう。

中3 化学10 ポイント1

BTB溶液の色が、どんどん「緑色」に変わっていく

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まず、ビーカーの中にうすい 水酸化ナトリウム水溶液 をいれます。アルカリ性の水溶液です。
これに BTB溶液 を加えると 青くなります。
酸性なら黄色、中性なら緑色、アルカリ性なら青色に変わるのが、BTB溶液の特徴でしたね。

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BTB溶液を加えた後、酸性の水溶液である 塩酸 をいれていきます。
すると、BTB溶液の色がしだいに 緑色に変わっていくのです。
緑は 中性を示す色 でしたよね。
つまり、酸性とアルカリ性の水溶液を混ぜると 中性 になるのです。

酸性とアルカリ性、互いの性質を打ち消しあう反応=「中和反応」

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酸性とアルカリ性を混ぜると中性になった。
つまり、酸性とアルカリ性が 互いの性質を打ち消しあった ということです。
これを 中和(反応) と呼びます。
酸性とアルカリ性を混ぜると、互いの性質が打ち消され、ものを溶かす能力を持たない 中性 に変わるということです。

中3 化学10 ポイント1

中和反応によって、水(H2O)と塩(えん)ができる

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中和反応によって、みなさんもよく知るある物質が発生します。
酸の原因物質はH+、アルカリの原因物質はOHですよね。
H+とOHがくっつくと、 H2O(水) ができるのです。
すっぱくてものを溶かす水溶液と、苦くてものを溶かす水溶液を混ぜると、ただの水に変わるということですね。

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さらに、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液からH+とOHがそれぞれなくなると、ある物質ができます。
今回の実験のように、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜると、水のほかに 塩化ナトリウム という物質ができます。
塩化ナトリウムのように、 中和反応によって生じる物質 のことを 塩(えん) と呼びます。
中和反応によって、水以外に生じる物質のことだと考えてください。

中3 化学10 ポイント1

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酸性とアルカリ性の水溶液を混ぜると、水と塩が発生します。
このような反応を 中和(反応) と呼ぶのです。
酸性とアルカリ性、互いの性質を打ち消しあう反応です。

この授業の先生

伊丹 龍義 先生

教員歴15年以上。「イメージできる理科」に徹底的にこだわり、授業では、ユニークな実験やイラスト、例え話を多数駆使。

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