中3理科
5分で解ける!遺伝(優性の法則)に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
優性の法則について、実験の流れと結果をおさえよう!
エンドウの種子には 丸形としわ形 の2種類の形があり、 必ずどちらかの形になります。
丸形としわ形のように、対(つい)をなし、子にはそのどちらか一方が現れる形質。
これを 対立形質 といいます。
対立形質には、表に出てくる「出てきやすさ」が決まっています。
表に出てきやすいものを 優性 と呼ぶこともおさえておきましょう。
(3)は、この実験において 優性の形質は何か を答える問題です。
丸形の純系のエンドウと、しわ形の純系のエンドウをかけあわせると、できた子の種子は すべて丸形 でした。
このことから、優性の形質は 丸形 だとわかります。
表に出てきやすい形質が 優性 です。
(4)は、子の種子が持っている遺伝子を、A、aの記号を用いて表す問題です。
子が親から遺伝子を受け継ぐとき、 遺伝子を1つずつ受け継ぐ ということを思い出しましょう。
親の遺伝子の組み合わせがAAとaaなら、AAの親からはAの遺伝子を、aaの親からはaの遺伝子を受け継ぐことになります。
つまり、子の遺伝子の組み合わせは Aa と表すことができるのです。
19世紀にエンドウを使って遺伝に関する実験を行い、その功績から「遺伝学の父」とたたえられる人物。
授業でも何度か紹介した、 メンデル ですね。
遺伝について学習する上で、とても重要な人物です。是非覚えておきましょう。