中3理科
5分でわかる!テープの読み方
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この動画の要点まとめ
ポイント
テープの読み方
これでわかる!
ポイントの解説授業
記録タイマーでは、0.02秒に1回点が打たれる(関東)
ある運動を記録タイマーで記録した結果、テープには図の上のように点が打たれました。
ちなみに、この実験は関東で行ったものです。
関東では1秒間に50回点が打たれるのでしたね。
このことから、「1つ目の点を打ってから2つ目の点が打たれるまでに、どのくらいの時間がかかるか」がわかります。
50回点を打つのに1秒かかるわけですね。
つまり、1回点を打つのにかかる時間は、1÷50より、0.02秒ということになります。
距離(テープの長さ)と時間(打点の数)から速さが求められる
ただし、「1打点0.02秒」というのは、細かすぎてわかりづらいですよね。
そこで、図の左下にある紙テープのように、5打点ごとに紙を切ってみましょう。
すると、0.02秒×5より、テープの長さが「0.1秒間に動いた距離」になるわけです。
たとえば、5打点分の紙テープの長さが6cmだったとしましょう。
このときに運動の速さを求めてみましょう。
「5打点分の距離」は「0.1秒間に動いた距離」でしたよね。
つまり、「0.1秒間に6cm動いた」ことになります。
0.1秒で6cmならば、1秒では、6cm÷0.1秒より、60cmとなります。
したがって、このときの速さは秒速60cmとなるわけです。
次に図の図の右下にある紙テープを見てみましょう。
5打点分の紙テープの長さは10cmです。
この場合も同様に、「0.1秒間に10cm動いた」ことになります。
0.1秒で10cmならば、1秒では、10cm÷0.1秒より、100cmとなります。
このように、 テープの長さ は 移動した距離 を、 打点の数 は かかった時間 を表しています。
この2つを組み合わせることで、 速さ を求めることができるのですね。
記録タイマーを使って、運動の様子を調べてきました。
この方法を使って、速さを読み取る方法を見ていきましょう。