中3理科
5分で解ける!慣性の法則に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
外から力がはたらかないとき、物体はそのままの運動を続ける
(1)は、小球にはたらいている力に関する問題です。
図の小球の間隔は変わっていませんね。
ストロボスコープは一定の時間ごとに写真と撮るものです。
つまり、小球の速さは変わっていないことがわかります。
それでは、速さが変わらないのは、どのような場合だったでしょうか?
それは、外から力がはたらいていないときでしたね。
つまり、小球の進む向きには、力が はたらいていない ことがわかります。
(2)は、小球がどんな運動をしているかを答える問題です。
まず、小球はまっすぐ動いています。
しかも、速さが変わっていません。
このような運動を 等速直線運動 といいます。
慣性の法則によると、外から力がはたらかないか、力がつり合っている場合に、そのままの状態が続く
(3)は、この運動について説明した文章の空欄を埋める問題です。
物体がいつまでも静止し続けるには、2つのパターンがありました。
一つ目は、 他の物体から力が 加わらない 場合です。
もう一つは、力が つり合っている 場合です。
また、そのような場合には、運動している物体は、そのままの速さで運動を続けます。
この法則を慣性の法則といいました。
これはイギリスの ニュートン がまとめたものでしたね。
(4)は、慣性の法則が関係している現象を選ぶ問題です。
慣性の法則は、外から力が加わらないか、力がつり合っている場合に成り立ちます。
まず、アはサッカーボールをけっています。
つまり、明らかに外から力が加わっているますね。
したがって、アは答えではありません。
次に、イもオールで岸を押しているので、答えではありません。
最後に、ウについて考えます。
ハガキには力が加わっていますが、硬貨には加わっていませんね。
そのため、コップは下に落ちています。
ちょうどだるま落としと同じ原理ですね。
つまり、答えは ウ となります。
練習2は、小球の運動に関する問題です。
なめらかで水平なレールがあります。
この上にボールを転がしました。
それをストロボスコープで撮影したのが図です。