中3理科
5分でわかる!運動エネルギーと位置エネルギー
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この動画の要点まとめ
ポイント
運動エネルギーと位置エネルギー
これでわかる!
ポイントの解説授業
運動エネルギーは、速さと質量で決まる
まず、運動エネルギーと質量の関係から考えていきます。
図の左を見てください。
物体が私たちに当たる様子をイメージしてみましょう。
百円玉がぶつかっても、そんなに痛くはありませんよね。
しかし、ボーリングの玉がぶつかると、ダメージは大きいです。
つまり、物体の質量が大きい(重い)ほど、運動エネルギーも大きくなるわけです。
次に注目するのは速さです。
野球のボールを投げる様子をイメージしてみます。
ボールを軽く投げた場合、そのボールに当たっても、あまり痛くはありません。
しかし、全力でボールを投げると、当たったときのダメージが大きくなります。
速さとエネルギーは密接に関係しているわけです。
位置エネルギーは、高さと質量で決まる
次に、位置エネルギーの大きさについて考えていきましょう。
図の右を見てください。
まずは、位置エネルギーと質量の関係から考えていきます。
頭の上から物体を落とすことをイメージしましょう。
百円玉を落とすより、ボーリングの玉を落とす方が痛いですよね。
つまり、重ければ重いほど、位置エネルギーも大きくなります。
次に、高さとの関係を考えましょう。
百円玉を少し高いところから落とすぐらいなら、そんなに痛くありません。
しかし、高いビルの上から落としたりすると非常に危険です。
このように、高ければ高いほど、位置エネルギーは大きくなります。
以上の内容をまとめましょう。
運動エネルギーは速さと質量によって決まります。
物体の運動が速かったり、高いところにあったりすると、運動エネルギーは大きくなります。
一方、位置エネルギーは高さと速さによって決まります。
物体が高いところにあったり、重かったりすると運動エネルギーは大きくなります。
運動エネルギーと位置エネルギーについて、詳しく見ていきましょう。
運動エネルギーや位置エネルギーには色々な大きさがあります。
大きさの違いには、質量と速さ・高さが深く関係しています。