中3理科
5分でわかる!仕事の原理
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この動画の要点まとめ
ポイント
仕事の原理
これでわかる!
ポイントの解説授業
どんな方法を使ったとしても、必要な仕事の大きさは変わらない(仕事の原理)
さて、この3つの方法の中で、仕事が少なくて済むのはどれでしょうか?
実は、 どんな道具を使っても、必要な仕事の量は変わりません 。
どうして変わらないのか、真ん中の方法と左右の方法をくらべてみましょう。
まず、左の方法から考えます。
左は滑車を使っていますが、この滑車は引っ張る方向を変えているだけです。
引っ張る力も距離も変わらないので、仕事の大きさも同じになります。
一方、右はどうでしょうか?
右の場合、滑車は2つの方向から引っ張られています。
天井につながっている方と手で引っ張っている方ですね。
2つの方向から引っ張っているので、力は半分で済みます。
しかし、この場合、引っ張らなければならない距離は2倍になります。
そのため、仕事の大きさは真ん中と同じになるわけです。
このように、どんな方法を使ったとしても、必要な仕事の大きさは変わりません。
このことを 仕事の原理 といいます。
仕事について、詳しく見ていきましょう。
図のように女の子が荷物を持ち上げています。
色々な持ち上げ方がありますね。
図の真ん中では、荷物をそのまま持ち上げています。
図の左では、上にある滑車を通じて持ち上げています。
図の右では、別の方法で滑車を使っています。
天井にひもを結んで、そのひもを滑車に通します。
後は滑車に物をつるして、ひもを引っ張るわけです。