5分でわかる!銀河系とその他の銀河
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
地球は銀河系の中の太陽系の1つの星
まずは、図の左上を見てください。
図は、地球がふくまれる星の集まりを遠くから見た様子です。
これを 銀河系 といいます。
その中には、小さな粒がたくさんありますね。
これらは太陽と同じような星だといえます。
この中で、太陽はどのあたりにいるのでしょうか?
実は、太陽は、中心からはずれた左端の方にあります。
太陽のある位置は、銀河系の中心から3万光年ぐらい離れています。
3万光年の 「光年」 とは、どのような単位かわかりますか?
みなさんはあまりイメージできないかもしれませんが、光はとても速く進みます。
なんと、1秒間に地球を7周半まわるほどの速さです。
今、光の速さで進むロケットを作ったとしましょう。
このロケットが太陽から銀河系の中心に行く場合、3万年もの時間がかかることになります。
「光の速さで3万年かかる」距離のことを「3万光年」と表すわけです。
また、銀河系の端から端までは、光の速さで10万年もかかります。
つまり、その距離は10万光年と表すことができますね。
このように、無数の星があつまったものを 銀河 といいます。
実は、銀河は宇宙にたくさん存在しています。
そのため、他の銀河と区別するために私たちがいる銀河を 銀河系 と呼びます。
ちなみに銀河系を上から見ると、図の左下のようになっています。
渦をまいていることがわかりますよね。
私たちが地球や月の動きを考えるときには、太陽は動いていないものとして考えます。
しかし、実際には、太陽も同じようにまわっているわけですね。
ちなみに、太陽とそのまわりを回っている星などをまとめて、 太陽系 といいます。
また、銀河系以外の銀河も紹介しておきます。
図の右上にあるのが、アンドロメダ銀河です。
右下にあるのは、大マゼラン銀河です。
ただし、この宇宙にどれだけの銀河があるのかという点については、まだわかっていません。
以上の内容をまとめましょう。
私たちのいる地球は、宇宙の中心ではありません。
地球は、 銀河系 の中の 太陽系 の1つの星であることをおさえておきましょう。
私たちは、 地球 という星の上で生活しています。
そして、そのまわりには 宇宙 という空間が広がっています。
昔、地球は宇宙の中心にあると考えられてきました。
しかし、実際には、地球は太陽のまわりをまわっているのです。
ただし、太陽も宇宙の中心というわけではありません。
私たちのまわりの宇宙がどんな様子になっているのか、詳しく見ていきましょう。