中3理科
5分でわかる!天球の名称
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この動画の要点まとめ
ポイント
天球の名称
これでわかる!
ポイントの解説授業
遠くの星も近くの星も、同じ距離にあるとして空を見上げる
天球の名称について、詳しく見ていきましょう。
先ほど、天球の中に人が入って観察するといいました。
しかし、実際には、人が入れるほど大きな天球を用意することは難しいです。
そこで、私たちが観察を行うときには、もっと小さなものを使います。
その場合、ペンを天球のまわりに置いていきます。
その影が天球の中央にくるように調整し、印を付けます。
こうすることによって、中に人が入ったときと同じ位置に印をつけることができるわけです。
天球について、覚えて欲しい名前が2つあります。
1つ目は、天球の中に人が立ったとき、頭の真上に位置する部分です。
この部分のことを 天頂 といいます。
さらに、この天頂を通る、南と北を結ぶ線にも注目しましょう。
この線のことを 子午線 といいます。
まずは、天球の使い方と各部分の名前を覚えておきましょう。
今回のテーマは、「星座と星座早見」です。
星は時間が経つと動いていきますが、その様子を正確に記録するのは簡単ではありません。
そのために、図のようなものをイメージしましょう。
人のまわりに透明なカプセルをかぶせるイメージです。
中の人から見て、星が見えた位置に印をつけていきます。
このようにすると、空のどこに何があるのかを記録することができます。
この場合の透明なカプセルを 天球 といいます。