中3理科
5分でわかる!季節による太陽の動き
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この動画の要点まとめ
ポイント
季節による太陽の動き
これでわかる!
ポイントの解説授業
冬は昼間が短く、夏は昼間が長い
まず、冬から考えてみましょう。
冬の太陽は、東よりも少し南によった位置からのぼってきます。
その後は、南の空を通ります。
最後には、西よりも少し南によった位置に沈みます。
それを曲線で表すと図のようになります。
3つある曲線のうち、一番左にあるものですね。
このように、一番左にある曲線は、 冬 の太陽の動きです。
冬の太陽は、地面より上にある時間が短いですね。
そのために、「冬は昼間が短い」といえます。
次に夏の太陽の動きを見ていきましょう。
夏の太陽は、東よりも少し北よりのところからのぼります。
その後、南の空を通って、西よりも少し北よりのところに沈みます。
つまり、右側にある曲線は、 夏 の太陽の動きを表しています。
この曲線は、3つの中で一番長いですね。
このことから「夏は昼間が長い」といえます。
冬の太陽は南中高度が低く、夏の太陽は南中高度が高い
また、冬と夏では、気温に差がありますよね。
この差も、太陽の動きから説明することができます。
南中高度に注目して考えていきましょう。
冬は、太陽の南中高度が低いのでした。
すると、太陽の光は、地面に対して斜めに当たります。
一方、夏は、太陽の南中高度が高いのでしたね。
そのため、太陽の光は、真上に近い方向から当たります。
光は真上から当たると、地面をあたためやすくなります。
つまり、冬よりも夏の方が、地面があたたまりやすいわけです。
それでは、どうして季節によって、太陽の動き方が変わるのでしょうか?
地球は、自転という回転をしています。
その自転の向きがかたむいているために、太陽の動きにも変化があるわけです。
詳しくは、別の授業で解説していきます。
太陽は東からのぼり、南の空を通って、西に沈みます。
その様子を表したものが図の中にあります。
3つある曲線のうち、真ん中にあるものですね。
しかし、この動きは、 春 や 秋 だけのものです。
その他の季節では、太陽はどのように動くのでしょうか?