5分で解ける!月の満ち欠けと周期に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
月の満ち欠けは、新月・三日月・上弦の月・満月・下弦の月・新月の順
(1)は、月の公転の向きを答える問題ですね。
まず、地球の自転は、反時計回りでした。
また、地球の公転も反時計回りです。
それと同じように、月の公転も反時計回りです。
つまり、答えは、 a です。
(2)は、各地点で見える月の形を答える問題です。
まずは、特徴的なAとCから考えましょう。
Aのとき、地球から月を見るとどうなるでしょうか?
月の表面のうち、光っているのは、地球の反対側ですよね。
つまり、地球から見えるところは光っていません。
したがって、Aは カ の新月です。
次にCを考えましょう。
Cのときには、月の表面のうち、地球のある方向が光って見えます。
つまり、地球から見ると、月の全体が光っているように見えるわけです。
したがって、Cは ア の満月です。
それでは、BとDを考えましょう。
BとDは、どちらも半月です。
2つの見え方の違いをくらべてみましょう。
考えやすい向きにあるDから考えましょう。
Dの位置に当たる月は、地球からどのように見えるでしょうか?
このときには、月の左側だけが光って見えます。
つまり、Bはイの下弦の月です。
最後に、Bはどうでしょうか?
地球上にいる人は、この月を見るとき、下を向いています。
そう考えると、月の右側が光っていることがわかりますね。
(3)は、満ち欠けの順に月を並び替える問題です。
問題文より、最初はカとなっていますね。
まずは、新月・満月・上弦の月・下弦の月の順番から考えましょう。
最初のカは新月です。
新月の次は上弦の月です。
その後に、満月になって、下弦の月になります。
そして、新月に戻るのでしたね。
つまり、新月⇒上弦の月⇒満月⇒下弦の月の順番に変わっていきます。
記号で表すと、カ⇒ウ⇒ア⇒イですね。
あとは、エとオの細長い月です。
新月から上弦の月になるときには、右側から少しずつ月が現れてきました。
その途中に現れるのが、エの月です。
つまり、カ⇒エ⇒ウの順になります。
また、オの月は、下弦の月から新月になる途中で現れます。
よって、イ⇒オの順に並びます。
以上のことから、 カ→エ→ウ→ア→イ→オ の順に並べることができます。
月の満ち欠けの周期は、約29.5日
(4)は、月の満ち欠けの周期を答える問題ですね。
答えは、 約29.5日 です。
少し細かい内容も解説しておきましょう。
この29.5日というのは、月が1周公転するのにかかる時間のことではありません。
月の公転にかかる時間は、27.3日です。
どうしてこのようなずれがあるかわかりますか?
月の満ち欠けには、月の公転だけでなく、地球の自転も関係しています。
地球も回っているので、それによって満ち欠けの様子がずれてくるのですね。
練習は、月の満ち欠けに関する問題ですね。
図は、月と地球の位置関係を表しています。
地球のまわりを月が公転していますね。
月の表面のうち、光っているところが白で表されています。
また、この図は地球を北極側から見ています。