中3理科
5分でわかる!金星(内惑星)の満ち欠け
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
金星(内惑星)の満ち欠け
これでわかる!
ポイントの解説授業
地球から見た金星の大きさや形は、太陽・地球・月の位置関係によって変化する
次に、図を見ていきましょう。
図の上の方には太陽があります。
そのまわりをまわっているのが金星ですね。
その外側に地球があります。
もちろん地球も公転していますが、図では自転の様子だけがかかれています。
それでは、地球から見た金星の様子を確認していきます。
まず、昼間に金星は見えるでしょうか?
金星は、地球の内側を公転していました。
そのため、金星と太陽は、だいたい同じ方向に見えます。
その場合、太陽が明るすぎて金星が見えなくなるわけです。
また、夜には、私たちは太陽や金星の反対側にいます。
もちろん金星は見えませんね。
金星が見えるのは、朝と夕方です。
このうち、朝に見える金星を明けの明星といいます。
また、夕方に見える金星をよいの明星といいます。
夕方に一番最初に見える星を一番星といいますよね。
その一番星とは、実は金星のことなのです。
最後に、地球から見た金星の形や大きさについて調べていきましょう。
まず、金星が上の方にあるときを考えましょう。
このときの金星は、太陽の光が当たっている部分がよく見えます。
そのため、丸っぽい形に見えます。
そして、このときの金星は地球から遠くにあります。
よって、とても小さく見えることになります。
つまり、金星が地球から遠くにあるときの見え方は、「丸っぽい・小さい」ということになります。
一方、図の下の方に金星があるときはどうでしょうか?
このときは、太陽の光が当たっている部分がよく見えません。
そのため、金星は細長い形に見えます。
また、このときは地球と金星が近いので、金星は大きく見えます。
つまり、金星が地球から近くにあるときの見え方は、「細い・大きい」ということになります。
このように、金星などの内惑星の見え方は少し特殊なのですね。
金星の見えかたについて見ていきます。
その前に、注目しておきたい点が2つあります。
1つ目は、金星が地球の内側を公転していることです。
2つ目は、金星が太陽の光を反射して光っていることです。