中学地理
5分でわかる!国境の決め方
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この動画の要点まとめ
ポイント
国境は山脈や川、湖で決まることが多いのにアフリカは特殊である理由とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
山脈や川によって決まる国境
国と国との境目のことを、 国境 といいます。
国境は山脈や川など、自然物によって国境が決まることが多いです。
写真に写っているのは、北アメリカ大陸にある ナイアガラの滝 です。
流れ落ちる水量は世界最大規模で、観光地としても有名です。
アメリカとカナダの一部は、このナイアガラの滝が国境となっています。
経線や緯線によっても決まる
一方、 経線 や 緯線 などを使って、人工的に国境を決めることもあります。
それが顕著なのが、 アフリカ です。
アフリカの地図を見てみると、まっすぐに引かれた国境線が多いことに気づきます。
いったいなぜでしょうか?
かつて、アフリカはヨーロッパ諸国に支配されていました。
フランスやイギリスは、植民地といって、自分たちが支配する地域をどんどん増やしていきました。
植民地の範囲は、ヨーロッパ諸国の話し合いによって勝手に決められたのです。
そのため現在でも、アフリカには人工的な国境線が多く残っています。
自然な国境と人工的な国境
国境の決め方には大きく2種類あります。
山や川など 自然物を利用する 方法
緯線や経線など 人工的に決める 方法
それぞれしっかり覚えておきましょう。
ポイント1では、「国境の決め方」について学んでいきます。