5分でわかる!気候帯と気候グラフの見分け方
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この動画の要点まとめ
ポイント
寒帯と冷帯の見分け方は?
さっそく次の地図を見てください。
まずは 寒帯 から見ていきましょう。
右上のグラフに注目してください。
カナダの都市、ユーレカの気候が示されています。
冬は-20℃を下回り、夏にようやく0℃を越えるほどの寒さです。
これが 寒帯 の特徴でしたね。
ちなみに寒帯の地域には、 ツンドラ と呼ばれる平原が見られます。
夏に地表付近がとけて、コケなどが生える湿地状の平原です。
次は 冷帯 です。
ロシアの シベリア あたりの気候でしたね。
ロシアの都市、イルクーツクの気候グラフを見てください。
冬には-20℃近くまで下がる一方、夏は20℃近くまで上がっていますね。
寒帯ほど寒くはなく、 寒暖差が激しい ことがわかります。
冷帯の特徴、しっかり覚えておきましょう。
一年を通して暖かな温帯
今度は 温帯 について見ていきます。
日本の多くの地域も温帯に含まれるのでしたね。
左上のグラフを見てください。
イタリアの首都、ローマの気候グラフです。
一年を通して温暖な気候であることがわかりますね。
日本とイタリア、同じ温帯気候ですが、違いもありました。
イタリアは夏に降水量が少ないのでしたね。
温帯の中でも、 地中海性気候 に属します。
雨が少ない乾燥帯、一年中暑い熱帯
次は 乾燥帯 について見ていきます。
砂漠が広がる地域の気候でしたね。
左下のグラフを見てください。
サウジアラビアの首都、リヤドの気候が示されています。
何と言っても、降水量が少ないですよね。
一年を通してほとんど雨が降らない、 乾燥帯 の特徴です。
最後は 熱帯 です。
ツバルとフィジー、2つの国を紹介しましたよね。
右下のグラフは、フィジーの都市、ナンディーの気候グラフです。
一年中暑く、雨も多いですね。
これが 熱帯 の特徴です。
気候帯と気候グラフは、テストでよく聞かれます。
必ずセットで覚えておきましょう。
これまで、いろいろな気候帯を学んできましたね。
寒帯 ・ 冷帯 ・ 温帯 ・ 乾燥帯 ・ 熱帯
の5つです。
今回はそのおさらいです。
気候帯と、気候グラフの見分け方について見ていきましょう。