中学地理
5分でわかる!稲作とモンスーン(季節風)
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この動画の要点まとめ
ポイント
中華街で見かけるおかゆとモンスーン(季節風)の関係とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
多雨をもたらす季節風モンスーン
突然ですが、質問です。
日本は雨が多いでしょうか、それとも少ないでしょうか?
答えは「多い」ですよね。
日本の気候は 「高温多雨」 が特徴です。
ではなぜ、日本は雨が多いのでしょうか?
その秘密は「 季節風 」です。
別名を モンスーン といいます。
モンスーンは、季節によってふく方向が変化する風です。
モンスーンの影響で、日本には雨が多く降るのです。
中国の米の生産量は世界一
右側の写真は、中国の白おかゆです。
おいしそうですね。
日本よりもモンスーンの影響を強く受けるのが、 中国 です。
中国の南部はモンスーンの影響を受けやすい地域です。
そのため、雨が非常に多く降ります。
雨が降る土地では、 稲作 が多く行われます。
お米を作るわけですね。
雨が多い中国南部では、稲作が盛んに行われています。
中国の米の生産量は非常に多いことで知られます。
なんと、 中国の米の生産量は世界第一位 なんです!
生産量が多い秘密は、土地が広いということに加えて、 二期作 を行っているからです。
二期作とは、一年に二度作物を作ることです。
同じ土地を頻繁に利用するわけですね。
米の輸出量の世界一はタイ
生産量一位は中国ですが、 米の輸出量一位はタイ です。
中国には10億人を超える人が暮らしているので、国内の消費量が多いのです。
タイは中国の南に位置し、モンスーンの影響を受けます。
稲作に適した気候だということです。
日本もタイから多く米を輸入しています。
日本への米の輸出量は、一位がアメリカで、二位がタイです。
中国は米の 生産 が世界一位。
タイは米の 輸出 が世界一位です。
モンスーンが吹く地域では、雨が多い。
雨が多い地域では、稲作が盛ん。
気候と農業の関係を、しっかり覚えておきましょう。
今回の授業では、アジアの農業について学びます。
いったいどのような特徴があるのでしょうか?