中学地理
5分でわかる!畑作とプランテーション
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この動画の要点まとめ
ポイント
ギョーザの皮は小麦 中国は小麦の生産が世界一
これでわかる!
ポイントの解説授業
中国は小麦の生産も世界一
米を作るのが、ポイント1で学んだ稲作です。
小麦やじゃがいも、大豆など、米以外のさまざまな作物を栽培するのが、畑作です。
中国は米の生産量が世界一位でしたね。
生産量が多いのは、米だけではありません。
こちらを見てください。
中国のギョーザです。
おいしそうですね。
ギョーザの原料には、 小麦 が使われています。
なんと中国は、 小麦の生産量も世界一 なんです!
中国南部が稲作、北部が小麦
小麦の栽培には、乾燥した土地が適しています。
でも、ちょっと待ってください。
ポイント1で、中国の 南部 はモンスーンの影響を受けるという話をしましたね。
モンスーンが吹く地域は、雨が多く降ります。
小麦の栽培には適さないのではないでしょうか?
実は、中国の 北部 は、モンスーンの影響をほとんど受けないのです。
そのため、あまり雨が降らず、乾燥しています。
乾燥した中国の北部で、小麦が盛んに栽培されているというわけです。
小麦の生産量世界一位は中国。
第二位は インド です。
ちょうど、人口が多い国一位と二位ですよね。
人が多い分、食料もたくさん必要なんだと覚えておきましょう。
東南アジアのプランテーション栽培
今度は舞台を東南アジアに移します。
中国よりも南に位置する東南アジア。
中国よりも温暖で、さらにモンスーンの影響も強く受ける地域です。
いったいどんな作物が栽培されているのでしょうか?
こちらの写真を見てください。
左側の写真に写っているのは、 コーヒー豆 です。
インドネシアなどで多く栽培されています。
右は ゴムの木 の写真です。
マレーシアやシンガポールで栽培されています。
これらの作物は、大規模な農園で、大量に栽培されています。
この大規模な農園のことを プランテーション といいます。
テストによく出るので、しっかり覚えておきましょう。
ポイント2では、「畑作」に注目します。