5分でわかる!「世界の工場」中国
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この動画の要点まとめ
ポイント
中国は「世界の工場」と呼ばれている
最初に紹介するのは、中国です。
中国では、 「世界の工場」 と例えられるほど、多くの製品が生産されています。
それらの製品を輸出することで、経済的な発展を遂げているのです。
中国で生産されている製品の例をあげましょう。
なんだか見覚えのある写真ですね。
みなさんご存じ、スマートフォンです。
スマートフォンは、中国で多く生産されています。
中国で部品を組み立てて完成させ、皆さんの手元に届けられるということですね。
なぜ海外企業は中国に工場をつくったのか?
スマートフォンだけではありません。
中国では他にも多くの製品が生産されています。
海外の製品が中国で多く生産されているのには、理由があります。
中国の政府は、国の経済を発展させるために、海外の優れた技術を学びたいと考えました。
そこで 海外の企業を誘って、中国に工場をつくってもらった のです。
海外の企業にたくさん来てもらうために、中国政府は 経済特区 と呼ばれる場所を設けました。
経済特区に工場を作ると、経済的な援助を受けられるようにしたのです。
外国の企業にとっても、中国は魅力的でした。
土地と人件費(労働者に支払うお給料のことです)がともに安かったからです。
このようにして、中国には海外の工場が多くできました。
インドでさかんなハイテク産業
スマートフォンのような製品を作る産業は、 ハイテク産業 と呼ばれています。
ハイテク産業は、 インド など、中国以外のアジアの国でもさかんです。
インドも人口が多い国ですよね。
人件費も安く、海外の企業にとっては魅力的なのです。
中国やインドの人たちには、英語やプログラミングを勉強して、海外に留学する人もいます。
有名な留学先が、アメリカの シリコンバレー と呼ばれる場所です。
ハイテク産業がさかんで、世界的に有名な企業が多くあります。
BRICsからBRICSに
中国のように、1990年代以降、急速な経済発展を遂げた国を表す、 BRICs という言葉があります。
Bはブラジル
Rはロシア
Iはインド
Cは中国
のイニシャルで、sは複数形を表すsです。
しかし最近、BRICsではなく、 BRICS と表記されるようになりました。
南アフリカ (South Africa)が経済成長をとげているからです。
BRICSという言葉と、それぞれどの国のイニシャルなのか、しっかり覚えておきましょう。
今回の授業では、アジアの産業について学びます。
いったいどのような特徴があるのでしょうか?