中学地理
5分でわかる!サウジアラビアと中国の産業
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この動画の要点まとめ
ポイント
原油を輸出して稼げるサウジアラビア ライバルはシェールガス
これでわかる!
ポイントの解説授業
原油産国サウジアラビア 日本へも輸出
乾燥帯に属するサウジアラビアは、作物の栽培には適していません。
しかし、豊富な産出量をほこる 原油 を輸出することで利益を得ています。
写っているのは、サウジアラビアの 油田 です。
原油が産出される地域のことを油田といいます。
日本はサウジアラビアから、原油を多く輸入しています。
石油価格を左右するOPECとは?
サウジアラビアなど、西アジアの国々は OPEC(石油輸出国機構) と呼ばれるグループを作っています。OPECでは、石油の産出量が話し合われます。
たくさん石油を売れば、値段は下がります。
世の中にたくさん出回ると、みんなが持っているから人気が減り、値段が下がるのです。
反対に売る量を減らせば、値段は上がります。
みんながもっと欲しいと思うからです。
値段を上げすぎたり、下げすぎたりしないように、OPECでは話し合いがされています。
最近は、 シェールガス という新しい資源が注目されています。
原油に頼らなくても、エネルギーを生み出すことができるということです。
世界の国々がシェールガスを使ったら、OPECの国々は原油を売ってもうけることができなくなります。
OPECにとっては、シェールガスはライバルのような存在だというわけです。
冷凍野菜やコンピューターは中国から
ここまで原油の話をしてきました。
最後に、原油以外で、日本が輸入しているものを2つ紹介します。
1つ目は 冷凍野菜 です。
日本は 中国 から冷凍野菜を多く輸入しています。
もう1つは コンピューター 関連の製品です。
こちらも 中国 から多く輸入しています。
原油はサウジアラビアから、冷凍野菜やコンピューターは中国から
それぞれ輸入していることを、しっかり覚えておきましょう。
ポイント3では、サウジアラビアの産業について見ていきます。