5分でわかる!偏西風と北大西洋海流
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この動画の要点まとめ
ポイント
北にあるヨーロッパが温暖なのはなぜ?
緯度と気温との関係について、学習したことを覚えていますか?
緯度が高い地域は、気温が低くなります。
赤道付近は暑く、北極と南極は寒いですよね。
ヨーロッパは緯度が高い地域にあります。
しかし、ヨーロッパは比較的 温暖 な気候なのです。
いったいなぜでしょうか?
その秘密は、 「偏西風」 と 「北大西洋海流」 にあります。
暖かい風が偏西風に乗って流れてくる
順番に説明していきますね。
こちらを見てください。
ヨーロッパには、一年中西から東へ風が吹いています。
この風を 偏西風 と呼びます。
飛行機でヨーロッパに旅行すると、行きと帰りで飛行時間が違います。
日本からヨーロッパに行くときは、東から西へ飛ぶことになりますよね。
偏西風が向かい風になるので、風で押し戻されてしまうのです。
ヨーロッパから日本へ行くときは、偏西風と同じ向きなので、早く着けるわけですね。
ヨーロッパを流れる 北大西洋海流 は、暖かい海流として知られています。
暖流 と呼ばれる海流です。
北大西洋海流は暖流なので、上にある空気が暖められます。
暖められた空気は、偏西風によってヨーロッパに流れ込みます。
これが、高緯度のヨーロッパでも、気候が温暖な理由です。
アルプス山脈など重要な4つの地形
ここまで、ヨーロッパの気候について学んできました。
最後に、特に重要な4つの地形を紹介します。
1つ目は 地中海 という海です。
ヨーロッパとアフリカの間、フランスやイタリアの南側に位置します。
2つ目は アルプス山脈 です。
フランスやイタリアなどにまたがる、ヨーロッパ最大の山脈です。
3つ目は ライン川 です。
スイスやドイツなどを流れる、長く大きな河川です。
最後が フィヨルド です。
主にノルウェーに見られる、氷河によってつくられた複雑な地形です。
ヨーロッパの気候と地形、それぞれしっかり覚えておきましょう。
ポイント1では、ヨーロッパの気候について学びます。
いったいどのような特徴があるのでしょうか?