中学地理
5分でわかる!EUの経済格差
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この動画の要点まとめ
ポイント
EUの経済格差 北は豊かで南は貧しい?
これでわかる!
ポイントの解説授業
フランス、ドイツ 北側は豊かな国が多い
EU加盟国の中でも、豊かな国とそうでない国とがあります。
経済の状態に差があることを 経済格差 と呼びます。
こちらの地図を見てください。
EU加盟国の一人当たり 国民総所得(GNI) が示された地図です。
一年間に国内で得られたお金を、国民の人数で割ったのがGNIです。
GNIが多い国は、経済的に豊かだといえます。
フランスやドイツのGNIは4万ドル以上ですね。
EUの中でも豊かな国だということがわかります。
ちなみにドイツには ルール工業地帯(地域) という、工業がとても盛んな場所があります。
困窮するギリシャ 南側は貧しい国が多い
図をみると、北側に比べて南側に位置する国の方が、一人当たり国民総所得が低い(貧しい)傾向にある、と読み取れます。
EUの中でも、北側には豊かな国が多く、南側には貧しい国が多いという特徴があるのです。
イタリアの右下には ギリシャ という国があります。
2010年頃には、国の借金が増えすぎて 財政危機 となったことがニュースで報じられました。
現在でも、経済的にはそれほど豊かとはいえない国です。
ドイツのように豊かな国と、ギリシャのように貧しい国。
EUの中でも経済格差が問題になっているということを覚えておきましょう。
ポイント3では、EUの経済格差 に注目します。