中学地理
5分でわかる!植民地時代の苦難の歴史
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この動画の要点まとめ
ポイント
ヨーロッパ諸国の植民地になっていた苦難の歴史
これでわかる!
ポイントの解説授業
植民地支配されたアフリカ
かつてアフリカは、ヨーロッパ諸国の 「植民地」 でした。
植民地とは、他国に政治や経済などを支配されている国や地域のことです。
イギリスやフランスは、アフリカに侵攻し、土地を勝手に支配していきました。
独立国はわずか2つだけ
こちらの地図を見てください。
植民地支配の様子が一目でわかります。
20世紀初頭のアフリカの様子です。
どの国がどこを支配していたのかが示されています。
独立を保っていた国は2つしかありませんよね。
地図の右側に位置する エチオピア と、西側の リベリア だけです。
その他は全て欧米諸国の領土となっていたことがわかります。
多くの黒人が 奴隷 としてヨーロッパに連れ去られ、強制的に労働をさせられました。
公用語に残る植民地支配の影響
1950年代になると、ようやくアフリカ諸国は独立していきます。
特に多くの国が独立を果たした1960年は、 「アフリカの年」 と呼ばれています。
アフリカ諸国は独立を果たし、植民地支配を脱しました。
しかし現在においても、植民地支配の影響がまだ残っています。
国が公に使用することを認めている言語のことを 公用語 といいます。
アフリカの多くの国では、英語やフランス語が公用語とされているのです。
アフリカには多くの民族が存在し、独自の言葉を持っています。
しかし、同じ国内でたがいに言葉が通じないと困りますよね。
そこで、かつて自分たちを支配していた国の言語、英語やフランス語を公用語としているのです。
アフリカは植民地支配を受けていました。
多くの黒人が奴隷としてヨーロッパに連れて行かれたこともあったのです。
現在でも植民地支配の影響が残っているということも、しっかり覚えておきましょう。
ポイント1では、アフリカの歴史について学びます。