中学地理
5分でわかる!アメリカ・カナダ・メキシコの人種
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この動画の要点まとめ
ポイント
移民によってつくられたアメリカ、カナダ、メキシコ
これでわかる!
ポイントの解説授業
それぞれの国に、どういう人たちが移り住んできたのでしょうか?
順番に見ていきましょう。
多くの人種が共存する「人種のサラダボウル」
北アメリカ州の国々、アメリカ・カナダ・メキシコ。
まずはアメリカの話をしていきます。
アメリカには、もともと先住民の ネイティブアメリカン が住んでいました。
別名 インディアン ともいいます。
インディアンたちは、次第に住んでいた土地を追い出されるようになります。
ヨーロッパから移民がやってきたからです。
イギリスなどからやってきた移民が中心となって、現在のアメリカ合衆国の形がつくられました。
その後もアメリカは多くの移民を受け入れました。
現在でも多くの人種が共存しているアメリカ合衆国の様子は「 人種のサラダボウル 」と呼ばれています。
カナダにはフランス系移民とイギリス系移民
つづいてはカナダです。
カナダにも先住民が暮らしていましたが、そこに フランス人 が移住してきました。
その後 イギリス人 も多く移住するようになったのです。
現在カナダでは、英語とフランス語がともに公用語として認められています。
メキシコは人口の半分以上が混血のメスチソ
最後はメキシコのお話です。
メキシコには スペイン人 が移住してきました。
先住民とヨーロッパからの移民との間に生まれた混血の人種のことを、メスチソ と呼びます。
現在のメキシコでは、人口の半分以上がメスチソに分類されます。
このように、北アメリカには多くの移民がやってきました。
ヨーロッパの中でも、どの国がどこに移住してきたのかを、しっかり覚えておきましょう。
1つ目のポイントは、北アメリカ諸国の「 移民 」です。
自分の生まれた国を出て、他の国に移った人のことを 移民 といいます。
アメリカ・カナダ・メキシコは、もともとその国に住んでいた人たちではなく、移民が中心となって建国した国です。