今回の授業では、日本周辺の国々や海について学習します。
国や海の名前を、地図で場所を確認しながら覚えましょう。

まずは日本の周りにある国を紹介します。
こちらを見てください。

日本の左上にある A の国は、面積世界一の ロシア連邦 です。
ロシアは現在 北方領土を占拠 しています。

ロシアの左下、B の国が 中国 です。
正式名称は 中華人民共和国 といいます。
面積は世界第四位で、人口は世界第一位をほこります。

朝鮮半島に位置する C と D の国を見てください。
C は北朝鮮です。正式名称は 朝鮮民主主義人民共和国 です。
D に位置するのが韓国です。正式名称は 大韓民国 といいます。

地図の左下、E の国を見てください。
ここは フィリピン です。
日本はフィリピンから バナナ をたくさん輸入しています。

続いて、日本の周りの海を紹介します。
地図の右上、①を見てください。
ここは オホーツク海 という海です。
流氷が見られることで有名です。

日本と中国の間に位置する②を見てください。
ここは 日本海 という海です。
地図の右側にある③が、世界で最も広い 太平洋 です。

地図の左下、④を見てください。ここは 東シナ海 です。
「シナ」というのは中国を指す言葉です。
中国から見て東にあるので東シナ海といいます。

最後に、日本の 標準時子午線 を紹介します。
標準時とは 国や地域の基準となる時刻 のことです。

イギリスのロンドンを通る経線が、経度0度の線、つまり 本初子午線 です。
本初子午線と各国の標準時子午線とを比べることで、基準となるイギリスの時刻とどれだけ差があるかを計算することができます。
詳しくは次回の授業で学習します。

地図を見ると、縦の線＝経線が引かれていますね。
その中で、135度を表している線に注目してください。
東経135度 の経線は、日本の 標準時子午線 と定められています。
日本の時刻を表すときの基準になる線ということです。

日本の標準時子午線は、兵庫県の 明石市 を通っています。
明石市の時刻が、日本の時刻の基準となっているのです。

日本周辺の国々や海。
地図を見ながら、場所とセットで覚えてあげましょう。