5分でわかる!経度15度=1時間の時差
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この動画の要点まとめ
ポイント
時差の計算は「経度の差」に注目!
15度ごとに経線が引かれた世界地図が示されています。
イギリスの経度は0度、日本は135度ですね。
つまり、日本とイギリスの経度は135度違うということです。
イギリスのロンドンを通る本初子午線は、経度が0度でした。
東経135度線は日本の標準時子午線でしたね。兵庫県の明石市を通る経線です。
地球1周360度・1日は24時間⇒経度が15度違うと1時間の時差が生じる!
地球は丸い形をしているので、1周すると360度になります。
経度は東経と西経、それぞれ180度ずつでしたよね。合わせると360度です。
地球はほぼ24時間で1回転しています。24時間で360度動くので、
360÷24=15
つまり1時間当たり15度回転していることになります。
このため、経度が15度違うと1時間の時差が生じるのです。
15度で1時間の差⇒日本とイギリスの経度は135度の差⇒時差は9時間
イギリスの経度は0度、日本の経度は135度でしたよね。
つまり経度が135度違うということです。時差を計算すると、
135÷15=9
つまり9時間になります。
日付変更線を西から東に越えると、日付が1日戻る!
地図を見てください。日本から見て東、180度の経線に沿うような形で点線が引かれていますね。
この線は日付変更線と呼ばれています。
経度15度で1時間ずつ時差を設けていくと、地球を1周して24時間の時差が生じてしまいます。
同じ場所に戻ってきたのに時差が24時間というのはおかしいですよね。
そこで、日付変更線を西から東へ越えると日付を1日遅らせ、東から西へ越えると1日進めるというきまりにすることで、1周して同じ地点に戻った場合は同じ時刻になるように調整しているのです。
日付変更線を利用すれば、1年に2度新年を祝うことができます。
例えば東経135度の日本で1月1日の0時を迎えたあと、飛行機でアメリカに行きます。
日付変更線を西から東へ越えると日付は1日遅れるので、アメリカではまだ12月31日です。
そのままアメリカで時間を過ごせば、1年に2度、新年を祝えるというわけです。
経度が15度違うと1時間の時差が生じます。
地球1周360度を24時間で割り算すればいいですよね。
計算方法まで合わせて、しっかり覚えておきましょう。
2つ目のポイントは、「経度と時差との関係」です。
ポイント1で、日本とイギリスとの時差は9時間だという話をしましたね。どうして9時間なのでしょうか?
そしてイギリス以外の国とは何時間の時差があるのでしょうか?
これらの疑問に答えるべく、今回は時差の計算方法について学習します。
こちらを見てください。